アーティストの制作現場を公開するオープンスタジオ。 1994年の開始から30年目を迎える今年度のアーティスト・イン・レジデンスプログラム。330件(65カ国・地域)の海外からの応募、14件の国内からの応募の中から選ばれた2名のアーティストの活動成果を発表します。ローラ・クーパーは英国と日本における人間とイノシシの対照的な関係を出発点に、石岡市の狩猟文化を調査をし、そして、進藤冬華は、守谷で市内外に住む人たちと、この地域に移り住んだ先祖や家族の歴史を紐解き、それぞれの「背景を交換する」対話を通じて、制作を行いました。
展覧会とは少し異なるオープンスタジオ。それはアーティスト本人と彼らのスタジオで対話しながら制作過程を体験することのできる機会です。芸術活動を通して、普段私たちが気づかないような私たちを取り巻く環境に気づき、アーティストの視点から新たな世界を知ることのできる4日間です。
ぜひアーカススタジオへお越しください。