ARCUS Researchアーカス・リサーチ

アーカス・リサーチ2023

世界18カ国・地域より31件の応募があり、厳選なる審査の結果、4組のアーティストを選出しました。

レジデンス期間:2023年6月9日―7月8日

  1. エリック=オマール・カマレナ(メキシコ)
  2. クロエ・ヴィトン(フランス)

レジデンス期間:2023年6月9日―7月8日

  1. レオーネ=アリックス ・マゾー(フランス)
  2. ノエミエ・ソウラ(英国/フランス)
ARCUS Research 2023 Participant

エリック=オマール・カマレナ

メキシコ

建築家、アーティスト。アメリカス・プエブラ大学で建築デザインと建築史、理論を教える。19世紀から20世紀にかけての建築史を紐解きながら、インテリアデザインと自然景観の関係を追究し、音を使った創作活動を行なっている。メキシコ芸術文化基金の支援を受け、Art OMI(ニューヨーク)やAramauca Contemporary Arts Platform (メキシコ、チアパス)での講演や作品の発表を行っている。アーカスプロジェクトでは、室内における自然景観の描写をテーマにしたサウンドアート、デザインの制作のための調査を行う予定。
http://ericomarcamarena.info/

ARCUS Research 2023 Participant

クロエ・ヴィトン

フランス

アーティスト。人工的なモノや自然界にあるファウンドオブジェクトなどを組み合わせ、儀式や神話、夢、宇宙進化論といったテーマを題材に、彫刻やドローイング、コスチューム、インスタレーション、パフォーマンスを制作している。近年の活動には、ポンピィドゥー・センター(パリ)やMO.CO.アートセンター(フランス、モンペリエ)などでのパフォーマンスがある。2018年から2019年にかけ、MO.CO.アートセンターのプログラムの一環で、インドとトルコのレジデンスプログラムに参加。アーカスプロジェクトでは「鬼婆」の伝説に着目し、福島県の安達ヶ原や、つくばの研究機関などを訪れ、睡眠と夢の関係について調査を行う予定。
https://www.chloeviton.fr

ARCUS Research 2023 Participant

レオーネ=アリックス ・マゾー

フランス

The Center for the Sociology of Innovation (CSI)の博士候補生、研究者、アーティスト。アートや都市計画や環境学、社会科学といった、人間と非人間生存条件に着目し、領域横断的な活動を行っている。パリにある都市デザインの研究機関、PAC-STREAMの研究員であり、持続可能な自然エネルギーや環境保護に関するコンサルタントをしている。過去には、フランスの外務省が推進する《Green Embassy》プロジェクトに携わった経歴をもつ。アーカスプロジェクトでは、日本の都市計画を生物多様性という枠組みから調査し、都市空間デザインの実践に繋げる予定。
https://www.instagram.com/leonalix_ma/

ARCUS Research 2023 Participant

ノエミエ・ソウラ

英国 / フランス

アーティスト、研究者。シェフィールド・ハラム大学理学部(英国)のリサーチアシスタントとして従事している。バイオテクノロジーと遺伝学、人間と非人間の関係を軸に、科学者とのコラボレーションによるリサーチをベースに、写真と映像を組み合わせた作品を制作している。近年は汚染物質やウィルスが、人体と社会に及ぼす影響に焦点をあて、Epidermotopia(パリ)やNEW NOW Festival(ドイツ、エッセン)、Giudecca Art District(ヴェネツィア)などで展示やレクチャーを行う。アーカスプロジェクトでは、夫の欲が原因で妖怪になった「二口女」を題材としたプロジェクト《Becoming Futakuchi-Onna》のための調査に取り組み、民話と現代社会との繋がりを探るとともに、現代の女性性を考察する。

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